老後に向け今から取り組むべき課題に健康維持は絶対必要になってきます。
なぜなら、何をするにも「健康」であり続けなければ人生を楽しむ事はできないからです。
今はまだ健康で自分には関係ないと思っていても、それはある日突然やってきます。
これから起こる身体の変化を知ることが健康維持に役にたつのです。

老いを感じるその年齢とは

老化を感じるのは人それぞれでしょう。
しかし、ある年齢を境に身体が勝手に変化しだすのです。
特に40代を境に「健康」に対して意識しだすと厚生労働省の統計にも出ています。


(画像出典先:厚生労働省「老後の不安」)

私の知り合いは現在41歳ですがこのような事を言っていました。
『私は現在41歳です。あまり言いたくないのですが…やはり、疲れやすくなりました。
特に朝が起きられません。37歳くらいから『ガクン』ときました。』

私の場合、40代はまだまだ勢いで仕事も恋愛も盛んだったのが今までとは違う、と違和感を感じたのは50代後半です。
頭では「あれこれやらないといけない」と分かっていても気力・体力、そしてそのモチベーションが長く続きません。
そして今までなら風邪を引いても一晩寝れば治っていたのが、50代後半になると一度風邪をひくと長引くようになったのです。

健康でピンピンとした人生が誰しも望む事でしょう。
しかし、身体の変化を目の当たりにしてしまうとやはり老後(人生)の不安は隠せません。
特に考えてしまうのが、『介護』ではありませんか?
私も今は健康ですが(健康診断結果は何もありません)、もし寝てる間に「脳卒中」になっているかもしれません。
それを考えた時、「長生きしたい」と思うのと同時に「介護されたくない」と本心から思います。

老後の不安の本音は

老後の不安材用の一番は『介護』してもらえるのか?ではありませんか。
介護と言っても一時的な病気での介護と痴呆症などからくる介護では内容は異なりますが・・・。


(画像出典先:厚生労働省「高齢者の意識調査」

特に長期間になる「介護」は本人よりも介護する側、家族のストレスはとてつもなく大きいものです。
その1つが『先が見えない不安』です。
実際、私は母の介護をし実感したので不安と言うよりもそのストレスは想像を絶します。
介護が必要になる病気を大きく分けると
・ 痴呆症
・ 脳卒中
・ 衰弱
・ 骨折

で、年齢別に見ると男性は「脳血管疾患」、女性は「認知症」が多くなっています。


(画像出典先:厚生労働省「国民生活基礎調査(28年)」

『ローマは一日にしてならず』と言うことわざにあるとおり『健康は1日にしてならず』です。
毎日の積み重ねがこれから、老後に向けて必要な事です。

ま と め

老化が進むことは生きていく上で仕方がない事です。
しかし何もしなければ老化はスピードをあげあなたを年齢以上に老けさせてしまいます。
でも、今からイキイキとした老後を迎える為に「健康維持・健康増進」に取り組む事で老化を遅らせることも可能だと、私は思っていますし、実際に行っています。
『老いては益々壮んなるべし』です。